映画録 9月 その1

b0168823_6262357.jpg


今夜は中秋の名月。
ここジュネーブでも満月が美しく輝いています。
一眼レフを出すのが面倒だったので、小さいカメラでパチリ。

さて、9月の映画録。その1。
やっと面白い映画が公開され始めたので、うれしい。

138. Habemus papam
イタリア。イタリア語。(字幕フランス語) 監督 Nanni Moretti 出演 Michel Piccoli、Nanni Moretti
舞台はバチカン。ローマ法王が亡くなり、次の法王が選ばれるが・・・。
今月(12日まで)で見た映画の中で一番面白かった作品。今年のトップ10に入るかも。シリアスなのにコミカル、宗教的でもあり人間的でもあり。映像も美しい。カーディナル達の表情がいかにもで、うまいな~と。見事に法王、それからそれを取り巻く人々の気持ちがわかる。見終わってからしばら「いい映画を見たな~」と思え、浸れた映画でした。アルヴォ・ペルト(Arvo Pärt)の曲が使われているのも個人的に好みで良くかった。お勧め作品。
しかしコンクラーヴヴェ(Conclave)って、どうしても「こんくらべ」に聞こえてしまう。教皇選挙は、そりゃもうやっぱり「根競べ」なのだろうと思う。

139. Les Bien-aimés
フランス。フランス語/英語/チェコ語。監督 クリストフ・オノレ(Christophe Honoré) 出演 カトリーヌ・ドヌーヴ( Catherine Deneuve)、キアラ・マストロヤンニ(Chiara Mastroianni)、リュディヴィーヌ・サニエ(Ludivine Sagnier)、ルイ・ガレル(Louis Garrel)
60年代パリ、靴屋で働く Madeleine(ドヌーブ)はプラハから来た医者に出会う。娘をもうけ一人パリに戻る主人公。母と娘、2人をとりまく人々の物語。ミュージカル。
大好きな映画「Les chansons des lamourのクリストフ・オノレ監督なので楽しみにしていた作品。
ドヌーヴ、マストロヤンニ母娘が共演だし。ストーリーの核はちょっと「Les chansons ・・」に似ている。でもこちらは時代も60年代から2000年まで、街もパリ、プラハ、ロンドンともっとスケールアップ。
歌も全体の流れのリズムも「Les chansons ・・」の方がいいと思うけれど、これもチャーミングな映画でした。でも甘すぎず。とても好きな世界。ドヌーヴ様、迫力、素敵。キアラ・マストロヤンニのコートにミニスカート、ブーツ姿もいいな。タイトなパンツ姿も女性らしい身体とは言えないのに、セクシー。それからルイ・ガレル君、やっぱり好み。が、キアラさんとガレル君が英語で話すところはフランス語アクセントがあまりに強くて何言っているんだかわからない時あった。(笑)(でもそれもセクシー。はは。)

140. Friends with benefits
アメリカ。英語。監督 Gorman Bechard 出演 ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)、ミラ・クニス(Mila Kunis)
DylanとJamieは友人。それぞれうまくいかない異性関係に疲れた二人は「こんなに気が合うのだから」とセックスも「テニスをするみたいに」することに。そこに一切複雑なこと、感情を持ちこまないと誓う二人。
期待していなかったけれどそれなりに面白かった作品。二人の間にケミストリーを感じるし、どちれもセクシーだし。(決してティンバレーク君のファンではないけれど)台詞もテンポも良く。途中「え~、そんなこと言っちゃうんだ?」ってところもあって、爆笑したけど。ハリウッド(LA)でそれは禁句では!?(笑)
でも後半、やっぱりハリウッド映画~って感じで家族関係、ほろりとさせようとしていたのが残念。ハリウッドってどうしてもこうなっちゃうのねぇ・・・と。お父さんの状態とか、父の言葉によって・・・とか、こういうラブコメには余計だと思う。
どうやら邦題は「ステイ・フレンズ」らしい。

141. Zookeeper
アメリカ。英語。(見たのはフランス語吹き替え)監督 フランク・コラチ出演 ケビン・ジェームス(Kevin James)動物園の飼育係の主人公は恋人にプロポーズするが、「飼育係だから」という理由で断られてしまう。それから5年、またチャンスが訪れるが・・・。
動物物、それも動物がしゃべるのかぁ・・・と思いつつ見たのだけれど、なかなか面白かった。後でわかったのだけれど、プロデューサー(声も)がアダム・サンドラーだった。そうか~って感じ。
残念だったのは、フランス語吹き替えで見たこと。吹き替えはダニー・ブーム(Dany Boon)やジャン・レノ(Jean Reno)だったからか、悪くなかったけれど、面白さは絶対英語オリジナルのほうがはるかに上のはず。VO(英語オリジナル)で見たかった。

142. Rise of the Planet of the Apes (邦題 猿の惑星 創世記(ジェネシス)) 
アメリカ。英語。監督 ルパート・ワイアット(Rupert Wyatt) 出演 ジェームス・フランコ(James Franco)
SFの製薬会社に勤めるウィルはアルツハイマーに効果のある薬を開発している。それを投薬されたチンパンジーの知能は驚くほど向上したことから、薬に効果があることを確信するウィル。
猿の惑星」シリーズは、ビデオでだけれど全部みている。2001年のティム・バートン監督による前作はは映画館で見た。
でも今作もビデオで見た昔の作品(1968年)ほどのインパクト、クリエイティビティを感じない・・・。CGによる映像は多分素晴らしいのだろうけれど、「だってCGだし」って思えてしまって。技術がなかった昔のほうが工夫されている分、面白いのかも。それに知能を持ったチンパンジーがあまりに「人間的」すぎるんだもの・・・。もし動物が知能を持ったら人間と同じような感情を持ち、同じような表情をして同じような行動をするんだろうか?知能が高い=人間的、になるのかなぁ。
そしてこれもハリウッド的にはなくてならない要素であるらしい「家族」「父親」=涙、がふんだんに盛り込まれており。途中でチンパンジーばっかりで退屈になって(って、それがメインの映画なのに。笑)、話出したときは「それはないでしょう?(爆)」と思ってしまたし・・・。でも「まぁまぁ」でした。

143. Impardonnables
フランス。フランス語/イタリア語。監督 André Téchiné 出演 André Dussollier、 Carole Bouquet,
ヴェニスの不動産やに勤める主人公の女性。ある日フランス人作家が部屋を借りに来る。ヴェニス近くの小島にある家を勧める彼女。二人は一緒に住みはじめる。
ヴェニスの町並み、運河、空・・・それらは美しかったのだけれど、どうも話がしっくりしない。どの登場人物の描かれ方も中途半端で、誰がメインなのかわからず、それぞれの行動の理由や感情の変化もわからないし、「ヴェニス」という舞台の雰囲気だけで流れて、最後終わってしまった印象。つまらん。

今日はここまで~。


♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr UP DATED♪♪
[PR]

by sahobo | 2011-09-13 06:03 | Movie