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映画録 1月 その2

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先日、アカデミー賞ノミネート作品が発表されました。またそんな時期なんですねー。
「ヒューゴ」が最多ノミネーションというのは意外。確かに映像も美しく、3Dも効果的だったけれど、そこまで素晴らしかったかなぁ。
「The Artist」は強いだろうとは思ったけれど、これも圧倒的ではないし。でも妥当なところか。
が、私の最愛のライアン・ロスリング君がノミネートされていないっ!一体どういうことっ!?個人的に非常に残念。(笑)「Shame シェイム」のマイケル・ファスベンダーも入っていなかったのも意外。
スイスではまだ公開されていない作品も多いのでなんとも言えないけれど、今年も「ふーん」って感じのノミネーションでした。

1月も後半。今週は見たかった映画が数本公開されたので、楽しみです。
今月、映画館で見た映画は既に15本。溜まりすぎる前に記録。

6. Une Nuit
フランス。フランス語。監督 Philippe Lefebvre 出演 ロシュディ・ゼム(Roschdy Zem)、サラ・フォレスティエ(Sara Forestier)
パリのクラブ、バー等を担当する警察官と彼のドライバーを一夜めることになった若い女性警察官。
夜と夜明けと、翌日の、一夜のお話。
地味だけれど、なかなか良かった作品。夜のパリを車で走るシーンが多くて、それがまた良かった。ロシュディ・ゼム、渋いなー。クールだなー。
「Le Nom des gensで」セザール賞を獲ったサラ・フォレスティエ。ここではかわいさとお色気は抑え気味で好演。
いい作品なのに、スイスでは公開がホリデーシーズンの間だった為にプロモーションがきちんとされておらず、観客動員数は少なかったんじゃないだろうか。せっかくの良い映画なのに、残念。

7. The Whistleblower
アメリカ。英語。監督 出演 レイチェル・ワイズ(Rachel Weisz)、モニカ・ベルッチ(Monica Bellucci)
社会派スリラー。警察官としてボスニアに派遣される主人公はそこで人身売買の実状をつきとめようとするが、不当解雇されてしまう。実際の話を元にしたとされる本を映画化した作品。
本当の話だったら許されない内容。かなりすごい。が、作品としてはどうも弱くて。少女達への暴力だけがやけに鮮烈で、それ以外がパワー不足。そのせいで「暴力的な映画だった」という印象が残ってしまう。
モニカ・ベルッチの英語、アクセントが強すぎてちょっと何言っているのかわからず、思わずフランス語字幕を読んでしまった。(笑)

8. J.Edgar
アメリカ。英語。監督 クリント・イーストウッド(Clint Eastwood) 出演 レオナルド・デカプリ(Leonardo DiCaprio)
50年に渡りアメリカの犯罪と戦ってきたJ. Edgar Hoover。彼には語られざる秘密があった。
レオナルド・デカプリオ、熱演でした。ちょっとがんばりすぎかも?力はいりすぎの感じがなきにしもあらず。
でも実際にこういう人だったのかも知れない・・・。
イーストウッド作品としては、「いまいちかなー」って気が。なんとなく途中、中だるみ。J.Edgarのリレーションシップなど、特に知りたくもないし・・・って思ったり。でもそれ言っちゃったら、映画がそのものが成立しないんだけど。

9. L'Amour dure trois ans
フランス。フランス語。監督 Frédéric Beigbeder 出演 Louise Bourgoin、 Gaspard Proust
マークは熱愛の末離婚を経験。アリスという魅力的な女性に会うが、「愛は3年しか続かない」という持論を持っている。自分の体験を本にしたところ、ベストセラーになってしまう。ベストセラー作家は自分だとアリスに言えないマーク。
軽快でテンポが良く、とても面白かった!こういう作品、好み♪
かつてお天気お姉さんだったヒロイン役のルイーズ、今までの作品では「かわいいけれど、女優じゃないでしょ」と思っていたけれど、今回は魅力全開。女優だった。(笑)どこか吹っ切れた感があって、奔放的でセクシーでかわいくて、とってもチャーミング。
少し小さめの目にダークでスモーキーなシャドウ&たっぷりとしたまつげ、それからぽってり真っ赤な口びる。このバランスいいわぁ。それにすごーーくスタイルがいい!細いのに肉感的。衣装も参考になりそう。主演のマーク役もシニカルかつコミカルで、良かったし。スタジオのインテリアとか(室内に小さいプールがある等)も素敵。もう一度見たいかも。

10. Millenium The Girl with the Dragon Tattoo (ドラゴンタトゥーの女)
アメリカ。英語。監督 デビット・フィンチャー(David Fincher) 出演 ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)、 ルーニー・マーラ(Rooney Mara)
裕福な一家で昔起きた失踪事件の調査を頼まれる主人公。アシスタントとして彼の元に来たのは風変わりな若い女性だった。
スエーデンの大ヒット小説の映画化、ハリウッド版。ハードでダークな映像がいかにもフィンチャー作品という感じ。まぁ、期待通りというか。ある程度ショッキングでもあり、エキサイティングでもあり。普通に良かった。音楽、かっこよかったな。 ダニエル・クレイグもかっこよかった。いつも言ってるけれど、特に後姿がセクシー。(笑)そしてあごのラインが好き。ルーニー・マーラは噂にたがわぬ熱演でした。さすが女優、別人のよう。
ちなみにフランス語題は「Millenium : Les hommes qui n'aimaient pas les femmes 」。オリジナルタイトルと全然違うのはなぜでしょう。


今日はここまで♪


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by sahobo | 2012-01-26 21:47 | Movie