<   2011年 05月 ( 16 )   > この月の画像一覧

映画録 カンヌ映画祭

だいぶ遅くなったけれど、カンヌ映画祭で見た映画の記録。

b0168823_1982296.jpg


「映画録」なんて日本語にない言葉けれど、「映画好きが映画館で見た映画の独断と偏見による感想を記録する」という意味で、私が勝手に作り(?)ました。

私の持っていた許可証ではコンペティション参加作品はなかなか観られないので、ほとんどはマーケットに出ていた作品。

b0168823_19261786.jpg


82. KUNG FU PANDA2 3D (邦題 カンフー・パンダ2)
アメリカ。英語。声の出演 ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティ・ホフマン
前作で龍の戦士となったパンダのポーは今ではすっかり人気者のヒーロー。仲間達と訓練、悪者退治の日々を送っているが、真なる「心の平安」はまだ習得できていない。そんなある日、孔雀のシェン大老が中国制圧、そしてカンフー絶滅をもくろんでいることを知る。立ち上がるポーとその仲間達。
カンヌ映画祭前夜にスペシャル・スクリーニングとして上映された。1作目は私はまったく面白いと思えなかった、むしろポーのキャラクターにイライラしっぱなしだったのだけれど・・・2作目もだめだったわ・・・。映像はもちろんそれなりでお金もかかっていて、孔雀のキャラとかデザイン的にもカッコイイんだけれど。キャラクター設定があまりにも単純。台詞もつまらない。ところどころにちりばめられたフィロソフィカル風な言葉も薄っぺらくて・・・。ま~、小学生だったら楽しめるかも。でも子供の時にこんな単純映画ばっかり見ていたら単純な大人になりそうだよ。(毒舌でごめんなさい~)

下はカンヌ映画祭での「カンフー・パンダ2」の記者会見の様子。
ダスティ・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、ジャック・ブラック、勢ぞろい。
iPhoneで撮ったので、イマイチの質ですが。
b0168823_1937133.jpgb0168823_19371334.jpg


83. Punished 
香港。広東語。監督 Wing-cheong Law 出演 Anthony Wong Chau-Sang、Richie Ren
大物不動産屋のWong Ho-Chiu は娘のDaisyのわがままにはほとほと手を焼いている。彼の新しい妻との仲も悪く、不良仲間とつきあう娘。ある日彼女は誘拐されてしまう。Wong Ho-Chiu は唯一信用しているボディーガードのChor に娘を探してくれるように頼むが・・・。
うーん・・・今となっては主人公のシリアスな顔のアップしか覚えていない・・・。あまり映画に入っていけなかった。

84. A beautiful life
香港。広東語。監督 Lau Wai Keung 出演 Liu Ye、Shu Qi
パトロールオフィサーのFang Zhen Dongはカラオケで北京から来た美しいLi Pei Ruに出会うが、彼女のあまりの泥酔ぶりに彼女を家まで送ることになる。その後偶然から何度か出会い、しだいに二人は少しずつ親しくなっていくが、どこか影があり頑なな彼女のせいでその関係はなかなか進展しない。Fang Zhen Dongには面倒を見なければいけない弟がいるが、彼自身も自分の体調の変化に気がつく。そんなある日Li Pei Ruは失踪する。
主演の二人がなかなか魅力的。ケミストリーも感じられる。でも次から次へと悲劇というかドラマが起こって、「まだ続くのか!?」と最後は早く終わって欲しかった。香港映画はまったく詳しくないのだけれど、こういうのがスタンダードなのかしら?なんだか韓国ドラマ(これも数本しか見たことないけれど)を見ているような気持ちに。ヒロインは奔放でお洒落という設定なんだろうけれど、お洋服とか小物類がどこかこなれていないのが気になっちゃった。

85. Under the hawthorn tree (サンザシの樹の下で)
中国。北京語。監督 Yimou Zhang 出演 Zhou Dongyu、Shawn Dou
舞台は60年から70年にかけての中国。都会に住むJingqiuは生活体験のために訪れた伝説のサンザシの木のある田舎でLao San 青年に出会う。何かと気をかけてくれるLao San。Jingqiuの父は政治犯として投獄されており、母親はキャピタリストとして監視されている。幼い弟と妹もいるJingqiuはこの先学校の先生として、家族を養っていくために噂になるような問題をおこすわけにはいかない。けれどもどんどんLao Sanに惹かれていくJingqiu。いつか二人でサンザシ(hawthorn)の赤い花を見ようと誓うが・・・。
チャン・イーモウ監督の作品だ~!「初恋のきた道」のような、純粋で可憐な主人公。清らかな二人。こういう女優、俳優を良く見つけてくるなぁ。この作品も中国の自然が美しく描かれていて、その中で繰り広げられる、二人のほのかな純粋な恋に涙。ほんと、この女優さんが可憐で可憐で。青年も美しくさわやかで・・・。それだけでウルウル。(笑)

86. Le vilain petit canard (醜いアヒルの子)
ロシア。ロシア語。監督 Garri BARDINE
アンデルセンの「醜いアヒルの子」の人形アニメーション。
音楽はチャイコフスキーが多く使われていた。出だしはなかなか面白かったのだけれど、途中から退屈に。まずチャイコフスキーの「白鳥の湖」に歌詞をつけた歌が何度も何度も歌われる。)それがキンキンとした声で3番くらいまであって、長すぎる。聴いているのが苦痛。他にも繰り返しの場面が多いので飽きる。主人公のアヒルの子が「僕はこんなにかわいそう。」「僕が一体なにをしたっていうんだ」と、くどくど訴えるのにもうんざり。(訳のせいかもしれない)時間をかけて作られた人形アニメーションだろうに・・・もったいない・・・。80分もないはずなのにとても長く感じられた。

87. Sex and Zen Extreme ecstasy 3D
香港。広東語。監督 Christopher Suen 出演 Hayama Go(葉山豪)、Saori Hara(原紗央莉)、Lan Yan、Yukiko Suo(周防ゆきこ)
人気シリーズ(???)Sex and Zen(セックス・アンド・ゼン)の3D版。舞台は明王朝時代の宮廷。
世界初の3Dポルノだって!「エクストーリ・エクスタシー」だし!!(笑)
香港では興行収入のアバターを超えたと舞台挨拶では言っていた・・・そうなのか~?
なんというか、まー、女優さんたちはかわいいし、男優さんもカッコイイし・・・いいのかな・・・。衣装とかなかなか凝っていて素敵だった。お化粧もかわいい。そこまでエロティックではないけれど、劇場公開用だからこんなものか。(大人な私。笑)3Dでのおっぱいドアップや、Kill Billを彷彿とさせる場面は遊び心があって場内で大爆笑が起こった。
でもやっぱり長い・・・。これも他の香港映画と同じで「まだ続くの!?」と。終わったかと思うとさらに何か起こる。全然終わらない。ベートーベンの曲の終わりみたいにしつこい。途中からは全然エロティックじゃなくてブラディー(血がどばっ!)だし、ちょっと飽きちゃったよ。セックスはともかく「どこがゼン?」と思っていたら、それっぽいところは最後に。SexとZen。西洋じゃ売れる組み合わせか。ま~、「世界初の3Dポルノ」カンヌで見たってことで・・・。
 
b0168823_20495233.jpg
Sex and Zen Extreme ecstasy 3D上映後のパーティーにて。

出演していた女優さん。
原紗央莉さん?
(すみません、よくわかってなくて)
とてもかわいかった。



以上。

どういう内容かも知らず、その時見られる映画に行ったから、あんまり収穫なし(?)って感じ。
他にも10分だけ見てつまらなくて出た映画が数本ある。
韓国映画とかアメリカン・サーフィン映画とか・・・。
サーフィン映画なんて劇場で公開されても見たくないなと思ったけれど、ある人はDVDとして出す映画(straight to dvd)を探すのが仕事なので「こういうのがベスト」と言っていた。
なるほど~~。

b0168823_21332818.jpg
おまけ。

3年ぶりの映画「アリラン(Arirang)」で「ある視点賞(Un Certain Regard)」を受賞しキム・ギドク (Kim Ki-Duk) 監督。
監督が登場した時は一斉に拍手が起きた。

この映画、私はインヴィテーションしかもっておらず、並んでいたのに入れなかった映画。私の後ろにいた女性がどうも前に来て、抜かそうとするなぁ、と思っていたら最後するする~とさりげなく私を追い抜かして入ってしまい。なのに人が多すぎるからと私の目の前で入場おしまい。彼女は入れて私は入場できなかったという・・・。超むかついたったら!カンヌの洗礼。お行儀良く並んでちゃいけないという教訓。(笑)



b0168823_21412628.jpgおまけ2
レッドカーペットに登場した金城武さん。

b0168823_21422531.jpg



♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr Up dated
[PR]

by sahobo | 2011-05-31 21:06 | Movie festival&event

マチスの礼拝堂がある村 ヴァンス(Vence) @ フランス

南フランス旅行記。
そろそろ終わり。

b0168823_2333959.jpg

マーグ財団美術館の後に行ったのはヴァンス(Vence)。
サン・ポールからバスで10分ちょっと。

夕方4時。降ったりやんだりの雨。
晴天の日に見たかったところだからどうしようか迷ったけれど、それでもずっとせっかくここまで来たのだから、と行くことにした。

ヴァンス行きのバスは3時50分の予定。
一応45分にはバス停に着いたけれど、バスが来ない。55分になっても来ない・・・。
「あぁ、スイスとは違うのよね・・・。次は一応4時15分かぁ。」と思っていたら4時にバスが来た。
これは3時50分のバスだったのか、4時15分のバスだったのか・・・。

運転手、山道を飛ばす飛ばす!
雨も降っているのに運転テクニックを披露しちゃって、イギリス人観光客がおののいていた。

ヴァンスは静かな小さな村。
b0168823_23193116.jpg


ここでもガイドックも辞書も持っていない私は、バス亭を降りて「こっちでしょう」と適当にテクテク歩きはじめる。

さて、ヴァンスで見たかったものは2つ。
小さい村だから簡単に見つかるだろうまずは村の中心へ。

b0168823_2352979.jpg


それほど遅い時間でもないのにお天気が悪いせいか観光客はほとんど見かけず。
歩いていると、途中でアラブのにぎやかな音楽が聞こえだし・・・。
なんだろうと門をくぐって奥へ入ってみると、そこは市庁舎。
アラビックの結婚式が行われていたのです。

そして見つけたまず第一の目的。
ヴァンスのカテドラル、Cathédrale Notre Dame de la Nativité

b0168823_2374172.jpg


このカテドラルには、シャガール作のモザイクがあるのだ。
これが見たかった。

b0168823_23154284.jpg


綺麗なやわらかい色。
実物からはなんともいえないやさしい温かさを感じました。

b0168823_23172273.jpg


ここも誰もいなくて、モザイクを独り占め。
こうやって誰にも邪魔されず、せかされず、好きなだけ好きな物を眺められる幸せ。

b0168823_23182086.jpg


幸せ気分のまま外に出ると、空はますます暗くなっている。
これはまずいと次の目的地へ急ぐ・・・・。

が、これがなかなか見つからず。
いや、見つからなかったのではなくて、思ったより遠かったのです。
歩き歩き、やっとたどり着いたのは・・・。

いつか必ず訪ようと思っていたアンリ・マチスのロザリオ礼拝堂、La Chapelle du Rosaire

マチスがすべてデザインしたこの礼拝堂。
ず~~と夢見ていたところ。
b0168823_23255915.jpg


昔ボストンに居た頃、ニューヨークのMOMAで行われたマチス展に行った。
400点以上の作品を集めたまさに世紀の大マティス展で、あまりのパワーのせいか、その夜は熱が出てしまったのを覚えている。 (知恵熱!?)

b0168823_23304472.jpg
礼拝堂に入るときはさすがにドキドキした。
本当に来ちゃったんだなぁ・・・と。

お金を払って、礼拝堂内に。
ちなみに礼拝堂内は撮影禁止・・・。

入ったときの気持ちを私の文章力で表すことはとても出来なくて残念。
なんとも心落ち着く、神聖な気持ちになる空間。
なんだろう、しいていえば伊勢神宮に行った時と同じ気持ち。
高尚なエネルギーというのかなぁ。包み込むような。

私以外、シスターが1人いるのみで見学者は誰もいなかった。

礼拝堂も独り占めだ。

シスターが絵やステンドグラス、ドア、色などを説明してくれた。

5時30分の閉館まで歩いたり、あっちに座ったり、こっちに座ったり。
来られたことをひたすら感謝。

ここでも太陽の出ている日はステンドグラスがどんなに美しいのだろう・・・と想像。
そうでなくても、十分に素晴らしい空間だったけれど。
でもいつかまた必ずお天気がいい日に来るぞ!と、これもマチス作のキリスト像に誓うのでした。

隣にはマチスがデザインした祭服も展示されていて、これも説明を読むとなぜマチスがその色を選んだかなどがわかり興味深かった。

ポストカードや本を売っている売店では、シスター2人とおしゃべり。
ここでも「フランス語上手ね」と言われて、有頂天になる私。(笑)
本当に上手な人にはそんなこと言わないのはわかっているけれど、こういうのは素直に喜ぶに限る。

b0168823_23381789.jpg


閉館の時間になって外に出てみるといつのまにか大雨になっていた。
それでも感激収まらずの私は、うきうきした気持ちで日傘を傘代わりにバス停へ向かったのでした。



♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr Up dated
[PR]

by sahobo | 2011-05-30 23:55 | Travel France

マーグ財団美術館(Fondation Maeght) @ フランス

南仏旅行の続き。

サン・ポール・ド・ヴァンス(Saint-Paul-de-Vence)の村の後は、ここもどうしても行ってみたかったマーグ財団美術館(Fondation Maeght)へ。


これがとってもわかりにくかった。なかなか見つからなくて・・・。
(ガイドブックも地図も辞書も持ってなかったんだもの。)

小さいサインをやっと見つけ、歩くこと10分、村はずれに出てしまい。
「違うかも?」と戻ったところ、同じく美術館に行きたいというアメリカ人夫婦に会って3人で探す探す。イライラ。
色々な人に聞いたりして。近くにあるはずなのに見つからない。

結局、バス停から村の入り口を左に見、右側の道をずーーと10分ほど行き、さらに小山を登ったところにそれはありました。

b0168823_2350247.jpg


忽然と現れる緑の中の美術館。

ゲートを入ったとったんその空間の素晴らしさに、さっきまでのストレスがウソのように消えてしまった。

b0168823_2354458.jpg


この建物。
建築家はコルビジェの弟子だったスペイン人のホセ・ルイ・セルト(Josep Lluís Sert i López)だそう。
晴れていれば、どんなに美しかっただろう。

b0168823_23572055.jpg


誰もいない。
独り占め。
贅沢~。くふふ。

b0168823_03639.jpg


美術館にはミロ、シャガール、ボナール、マティス、ブラックなどの作品がある。

贅沢に配置された作品達。

b0168823_2358473.jpg


ジャコメッティの庭。

庭に出てみると雨が降ってきた。

どこも晴れの日はどんなにか・・・!と思ったけれど、雨の美術館もしっとり落ち着いていていいものです。

b0168823_043270.jpg


空いていて、ゆっくり出来たのがうれしい。
サン・ポールの村は観光客があんなに多かったのに。
お天気のせいか、ここまで来る人はそれほど多くなかったみたい。

庭を歩いてみたり、何度も同じ部屋に行ってみたり・・・。

b0168823_075758.jpg


作品もさることながら、自然と建物と作品が一体となった素晴らしい美術館。
パワースポットに来たかのような、豊かな満ち足りた気持ちになれました。

ここもいつか、晴れた日に必ずまた来よう!


b0168823_0314481.jpg
小さいチャペルを見て、カフェでカプチーノを一杯飲んでから美術館を後に。

一日中でもいられそうだったけれど。

この後、雨のヴァンス(Vence)へ。






続く・・・。


♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr Up dated
[PR]

by sahobo | 2011-05-28 00:17 | Travel France

映画録 5月 その1

b0168823_23142627.jpg

南仏の旅の後すぐ友人が小国から遊びにきてくれて・・・楽しい時間を過ごしていたと思ったら、もう5月も終わり!!
しばらく忙しくしていて、急に気が抜けたのか、数日前から風邪気味。
昨日、今日と本格的に「病気」で、家に篭っている。
でも外は真夏のようなジュネーブ。予報では気温27度まで上がるらしい。

b0168823_23145019.jpg昨日、小さいバラが売っていたので買った。
赤と白とピンクがあって、「バラなら赤か白でしょう」と思っているのに、買ったのは「ピンク」。
なぜかそういう気分。

そういえば先日仏人と友人とワインバーに行った時も「ワインは白か赤でしょう」と思っているのに、選んだのはロゼで、二人から「またなぜ?」という視線をもらったけれど。

なんだろう・・・中途半端でいたいんだろうか?

沢山つぼみがついているバラ。
全部咲くといいな。



さて。今月の映画録。
まずは5作品。

77. Hall pass
(仏題 B.A.T (Bon à tirer))
アメリカ。英語。監督 ファレリー兄弟(Bobby Farrelly, Peter Farrelly) 出演 オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)、ジェイソン・スデイキス(Jason Sudeikis)
中年といわれる年齢に達したリックとフレッド。長年の結婚生活はマンネリ気味で「独身だったらなんでもできるのに!」と妄想する日々。ある日、そんな彼らに呆れた二人の妻マギーとグレースは彼らに一週間なんでも誰とでも好きなことをしていいという「ホール・パス」を与える。一週間は自由のみ、これで誰とでもなんでも・・・と大喜びの二人だが・・・。
メリーに首ったけ」等のフェラリー兄弟が監督だけあって、くだらなく馬鹿馬鹿しく下ネタも満載のコメディ。でも中年の悲しさというかおかしさというか、うまく描いててて面白かった。オーエン・ウィルソンのジムにも通っていない身体(CGでしょう)が、情けなくておかしくて現実的。「自由の身!」と子供のように興奮しちゃって、でも実際は空回りだったり、それに対して妻達はすべてお見通し、むしろ旦那達よりも楽しんじゃっているところとか、こういうこと、ありそう。
くだらないけれどにやりとしちゃう映画でした。35歳以上なら笑えるかも!?こういう映画はエンドロールの最後まで見ると何かあるのがお約束なのだけれど、これも最後笑っちゃった。

78. Et soudain tout le monde me manque
フランス。フランス語。監督Jennifer Devoldere 出演 Mélanie Laurent、 Michel Blanc、 Géraldine Nakache
60歳になるEliは新しい妻が妊娠していることを知る。彼の娘の1人Domは養子を探し中、もう1人のJustineは次から次へとボーイフレンドを変える生活。Eli役Michel Blancが良かった。風変わりな父親。娘達とも上手にコミュニケーションが取れなかったり人間嫌い風なのに、実は本当は愛情いっぱいなのだ。後半になってかわる彼の本当の生活や性格。基本的にはコメディ。でも後半は娘の気持ちになってほろりとしてしまった。タイトルの意味は「突然すべてを懐かしく思う」みたいな感じ・・・。これは一見頑固で人のことも気にしないようなEliが途中で言う台詞。そして話が展開していくうちに、この台詞の意味が胸にせまってくるようになるのです。
イングロリアス・バスターズ(Inglourious Basterds)」 や「オーケストラ! (Le Concert )」にも出ているメラニー・ローラン、この映画ではちょっとラフでかっこいい女性。

79. Yi Ye Tai bei (一頁台北) (仏題Au revoir Taipei) (邦題 台北の朝、僕は恋をする)
台湾。監督 Arvin Chen 出演Jack Yao、Amber Kuo
Kaiは本屋の語学セクションでフランス語のテキストを読んでいる。なぜなら彼女がフランスに行ってしまったから。そんなカイが気になる店員のスージー。パリに行きたいカイは地元のボスからお金を借りることにする。その代わりにある「仕事」を頼まれる。事態は思わぬ方向へ・・・。
日本でもすでに公開されていたみたい。ちょっとかわいいアジア映画という感じ。内容は普通。漫画チックというか、こういう「かわいい」お話は人気があるのかな。それにしても台北ってこんなに日本ぽいのですね!アジアに疎いから知らなかったのだけれど。コンビニはファミマだし、小型車の改造、本屋さんの様子、日本みたい。でもこっちの人たちにはそれはわからないから、改造車とか妙にうけていた。私は屋台で食べるヌードルやご飯が食べたくて、そっちばかり気になっちゃいました。

80. Waste Land
ブラジル、英国。英語。監督 Lucy Walker  出演 Vik Muniz、 Fabio Ghivelder
N.Y.のブルックリン在住のブラジル人アーティストVik Muniz は、ブラジルにある巨大なゴミ捨て場のごみを使ってのアートを試みる。3年間に渡るその軌跡。ドキュメンタリー。
ドキュメンタリーは作る側の思惑が入ってくから、どこまで「ドキュメンタリー」なのかと思うことがあるけれど、これはなかなか感動的だった。巨大なゴミ捨て場で働く人たちの生活ぶりにも驚くし、それから「何かをしよう」とする人の行動力にも感動した。途中で「これはいいことなのだろうか」と悩むアーティストに共感。中途半端に人々とかかわって、その後「はい、さようなら」というのは無責任なのでは・・・と私も思ったから。でも行動を起こしていた若者はその後有名になり、世界的な労働グループのリーダーとして尊敬され始めたらしいし、ある物を作りたいと夢を持っていた人は実際に作ったそうだし、そういうことを知ると「行動する」ってことが大切なんだなぁと。行動力。ないなぁ・・・引篭もり気味だから。

81. Fast and Furious 5 (邦題 ワイルド・スピード Mega Max)
アメリカ。英語。監督 Justin Lin 出演 ヴィン・ディゼル(Vin Diesel)、ポール・ウォカー(Paul Walker)
おなじみFast and Furiousの5作目。今回はブラジルが舞台。「最後の仕事」としてブラジルの悪の黒幕から大金を盗むことを計画する。
Fast and Furious (ワイルドスピード)シリーズ、5作目なんて!今まで出ていた俳優陣も出演しているようです。(今回初めて映画館で見たので覚えていない・・・)でも今作もまたまた世界中で大ヒットしたそう。
何台もの速い車、美しくセクシーな女性達(もちろん運転はめちゃめちゃうまい)、強い男達、大金、なんともグラマラスなんだな。これ、人気あるのわかります。だって現実じゃありえないもの。メンズドリーム。今回この映画のプロモーションはブラジルでゴージャズに行われたらしい。
見終わった後はブオ~ン、ブオ~ン、キキキキ~~~って車を超高速で走らせてスピンでもしたくなっちゃいました。あぶな~い。絶対いると思う、これやっちゃう人。(やくざ映画を見てやくざになった気分になるのと同じ・・・。)私は自転車だったので、自転車、いつもより飛ばしてみました。(笑)

今日はここまで。

カンヌ映画祭で見た映画もまだ記録してない・・・。
カンヌ映画祭の最高賞、パルムドールに選ばれたブラッド・ピットも出ている「ツリー・オブ・ライフ (The tree of life)」は昨日見た。
それからウッディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリス(Midnight in Paris)」も見ている。
またちゃんと書くけれど、「ミッドナイト・イン・パリス」はとても良かった!ウッディ・アレンの描く世界観、やっぱり好きだ。ロマンティックなのにシニカルでもあって。この作品は「映画を見る楽しみ」を映画の基本みたいなものを感じさせてくれた。


♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr Up dated.
[PR]

by sahobo | 2011-05-25 23:35 | Movie

鷹巣村 サンポールドヴァンス(St. Paul de Vence) @ フランス

南フランス旅行記の続き・・・。

b0168823_20131379.jpg


曇りのある日。
ニースからバスに揺られて一時間、丘の上にあるサン・ポール・ド・ヴァンス(St. Paul de Vence)へ。
ローカルバスはどこまで行っても1ユーロなのがうれしい。

今にも雨が降り出しそうなお天気の悪さ。
暗くて寒い。
でもバスから村が見えた時はなかなか感激。
b0168823_20214153.jpg


村は20分ほどでまわれてしまうくらいの大きさ。
狭い石畳、階段、家、いかにも南仏の村という感じでかわいい。
b0168823_20152299.jpg


どこも絵になる美しさ。
b0168823_20162850.jpg


でも観光客ばかり。
完全に観光化されているんだなぁ~。
こんな山の上の小さな村だから、観光客が来ることでなりたっているんだろうけれど。
お店もアーティストのお店やインテリアのお店も多いけれど、どれも観光客相手。
フランスっぽい、ちょっと買いたくなるような素敵な物を置いてあるお店も多かった。

b0168823_20194960.jpg


驚いたのはどのお店でも英語で話しかけられたこと。
カンヌもニースもグラースも、最初に英語。
私がフランス語で答えると、フランス語に切り替えてくれる。

(大)昔はパリだってあまり英語が通じなかった・・・南仏なんてま~ったく通じなかった記憶があるのに。
ここ5年くらいで変わったような気がする。

b0168823_20205321.jpg


友人は先日シチリアに行ったら小さい村でも英語が出来る人がバーで働いていたりして驚いたと言っていたけれど。
そうだよ、5,6年前は、パレルモだって英語はかろうじてホテルで、後は全然使えなかったのに!
世界は英語化の波に飲まれていくんだ。

でも英語圏の人を見ているとどこに行っても最初から英語で話すことしか考えていない人が多い。(もちろんそうじゃない人もいるけれど。)
日本人でフランスやイタリアに行っていきなりすべて日本語で日本にいるように普通に話す人ってあまりいないと思う・・・。とりあえず、挨拶はその国の言葉でするんじゃないかなぁ。

カンヌ映画祭に来ていたアメリカ人も「みんな英語を話したがるんだから英語が出来ればいい」と、メルシーも言わないくらいだった・・・。
せっかく違う言葉の国にいるのに、勿体ないな~と思うけれど、興味がない人にってはそんなものなのか。
b0168823_21154757.jpg


私は語学、言葉が好きだからかな。どこもどんどん英語化されてしまうことは悲しく感じてしまう。
わかってもわからなくても、違う国の言葉を聞いているのが好きだし、なんとかそれでコミュニケーションをとろうとするのも楽しい。旅らしくて。
でもそんな「通じない言葉でコミュニケーションを取る」・・・なんてこのスピード社会じゃ邪魔で面倒なことなんだろうか。時間の無駄なのかな。
世界中で英語が通じるようになって便利だけれど、何かが逆に失われている感じ。
b0168823_20364217.jpg


でもフランス語で話すと「上手ね~」なんて言ってくれたりして(笑)あきらかに相手の態度も変わるから、面白かった。
だって私はフランス語のお勉強中なんだもの。
意地でもフランス語。(笑)

b0168823_20393022.jpg
村はずれの墓地には画家、マルク・シャガールのお墓がある。
ハート型に石が飾られていた。その横に蒼いお花。

この村を訪れる人でも知らない人が多いみたい。
私の前に1人男性がいただけで、後はお参りしている最中誰も来なかった。

遠くを眺める丘の上にいる人たちは、1人墓地で立ち止まっている私を不思議そうに見ていた。

南仏は大勢の画家が愛して住んで、たくさんの作品を残したところ。
彼らの軌跡をたどるのも南仏の村めぐりの楽しさだ。


この後、どうしても行きたかったところのひとつ「マーグ財団美術館(Fondation Maeght)」へ。

わかりにくくて迷っちゃった!

続く・・・。

♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr Up dated!
[PR]

by sahobo | 2011-05-24 20:51 | Travel France

小国から来たお友達と散策するジュネーブ

昔私が住んでいた地中海の小国から、友人が遊びに来てくれた。

b0168823_2162479.jpg

とってもうれしい!!
しばらく会っていなかったので、彼女が空港のゲートから出てきてすぐから弾丸トーク開始。
仏人が帰ってくるまで久しぶりの日本語漬けの日々。

b0168823_210063.jpg色々持ってきてくれたお土産。
あんまりうれしいから記録しちゃおう。

日本食に日本の本。お化粧品類。(スイスの半額!)
そしてケラスターゼのシャンプーとヘアパック、ヘアオイル。
シャンプー、業務用1リットルですから!!
それなのに感激のお買い得なお値段。

それから名物でもあるサボテンなどのリカー3種、ワイン・・・。
蜂蜜も。味が濃くておいしいのです。
石鹸にトマトソースに、フォートナム・メイソンのクッキーも!
うれしくて、しばらく飾っておいたくらい。

数日間、彼女と一緒にジュネーブ散策。

b0168823_2164142.jpg


旧市街やカロージュはもちろん、植物園にも行ったり。

そしてお得意のお茶。
毎日あちらこちら、私の好きなカフェに行った。
b0168823_2191873.jpgb0168823_2193265.jpg


まだ一緒に行きたいカフェはいくつもあるから、また来てもわらなくちゃ。

彼女と一緒だとジュネーブがとっても楽しいところのように感じられる。
歩いて食べてしゃべって。
毎日が楽しくて、あっと言う間に過ぎてしまう。

昨日は「乗り物に乗る日」。
一日券を買ってトラムで終点のCERNまで行ってみたり、

b0168823_2174732.jpg


湖を渡るムエット(Mouettes)に何度も乗ったり。
コロニーの近辺を走るバスで終点まで行って戻ってきたりもした。
一日券、大活躍。

b0168823_21174677.jpg


小国には緑が少なく、山も川も湖もなく、電車もない。
だから木がたくさんあるとうれしいし、湖や山が見えるとうれしい。
私も住んでいた頃は久しぶりに森や山を見ると感激し、電車に乗ってもうれしかった。

b0168823_21211611.jpg


ムエットから眺めるJet d'Eau。風が強かったからか、この日は出たり引っ込んだり。
下まで行ってみようと近づいたらまた終わってしまった。

仏人が帰ってきた日はおうちでフォンデュ。
フォンデュ用のチーズとドライミートのスライスを買いに、マーケットへ。

b0168823_2124841.jpgb0168823_21363794.jpg

ワインも買って。
みんなでわいわい食べるのが、楽しいのよね。

ラデュレのマカロンも友人に買ってもらっちゃった♪

にぎやかで楽しい時間ももうすぐ終わり。
次は私が小国に行って会いたいな。

b0168823_224274.jpg


Jardin botanique、今は睡蓮が盛り。

♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr
[PR]

by sahobo | 2011-05-23 22:11 | Life in Geneva

香水の村グラース(Grasse) @ フランス

カンヌから電車で20分。
香水で有名なグラース(Grasse)へ。
b0168823_20351777.jpg

「いつか旅行会話くらいのフランス語が出来るようになりたい。」と思っていたのは、まだロンドンに住んでいた頃のこと。
サウスケンジントンにあるInstitut françaisに週2回、仕事の後に通ったりしたけれどもちろんものになるわけがなく。
なんとなくフランス気分を味えたような気がする・・・ってくらいだった。

そんな頃だったか、一時帰国の時に見たNHKの「フランス語会話」でグラースの特集をやっていた。
村の様子、香水を作る過程などを紹介していて、それを見て「いつか行ってみたい」と思ったのを覚えている。
その後なかなかチャンスがなかったのだけれど、今回やっと行くことが出来た。

b0168823_20354355.jpg


丘の上の小さな村。
天気は曇り。どんより。

本当に香水の工場とお店、博物館以外ほとんど何もない・・・。
黄色やオレンジ、ピンクの壁の建物がかわいい。

b0168823_20361070.jpg


くねくねした細道が続く中心は、地元の人達がお店や家の前に椅子を出してお昼を食べていたり。
観光客が通るところで、普通~に生活。そうだよね。観光客は勝手に来てるんだものね。(笑)
歩いていると「ボンジュール」やら「はろー」やらしょっちゅう声をかけられる。
お店の人じゃなくて、カフェに座っている人、道でお昼ご飯を食べている人などから。
スイスではこういうことはあまりないから、フランスに来たなと思うことのひとつ。

村にはフラゴナール(Fragonard)のお店があちらこちらにあった。
香水、インテリア、お洋服・・・どれも素敵。
あれも欲しいしこれも欲しい・・・と色々迷ったけれど、結局お洋服を一枚買っただけ。

フラゴナールのアート美術館はさらっと、香水のビンなどが展示されている香水博物館はじっくり見た。
時代ごとに香水のビン、作る道具等が展示されている。
それから小物類も。
こういうの、好きだわ~。
ガラス、ビンには昔からひかれる。
小瓶、練り香水のケース・・・どれも美しいものばかり。

シルバーの旅行用セットに一番ときめいた。
旅行に必要な物、小さい鍋、カップからポット、グルーミングセットまで全部大きなトランクに入るようになっている。
自分で運ばなくていいご身分の人達が旅行に持って行ったもの。
どこに行くのも大旅行だった頃・・・。
つい100年ちょっと前、この間、なんだよね。

b0168823_20204791.jpg
お昼はちょっとかわいカフェで。
肌寒かったけれどテラス。

「今日のパスタ」は茄子。
おいしかったので、デザートにタルトも頼んだ。
ミラベルのタルト。
ミラベルは冷凍なのかなぁ。 
でもこれもほんのりした甘さが丁度良かった。





丁度バラの展覧会(Expo Rose)が始まる前日で、町にはバラがあふれていた。

どのお店の前にもピンクのバラ。
b0168823_20365173.jpg


この色、とっても愛らしい。

b0168823_2040133.jpg


こんなバラのピラミッドも。
b0168823_20371791.jpg


どうせだったらバラの展示会の時に行きたかったなぁ~と思ったのは後から。
今回の旅行はガイドブックも持たず下調べもほとんどしていなかったので、どこに行くにもいきあたりばったり。

見たかったルーベンスの絵も教会が閉まっていて見られなかったのは残念だった。

それでも「行ってみたい!」と思っていたところに行けたのがうれしい。
願いが叶ったんだもの。

気がつけば叶っていた夢はもうひとつあったのだけれど、これは次回に。

香水の村グラース、いつかまた。
今度は香水作りに挑戦してみようかな。


♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr Up dated
[PR]

by sahobo | 2011-05-18 20:55 | Travel France

カンヌへようこそ Cannes @ フランス

カンヌ映画祭へようこそ!
b0168823_21315293.jpg

ジュネーブからニースまで飛行機で一時間。
たったそれだけで、人、街の喧騒、空気、匂い、色、すべてががらりとかわる。

今回はニース空港から直接カンヌに移動。

b0168823_2120587.jpg


コートダジュール。
蒼い地中海。

夜はテラスで波の音を聞きながくつろぎ、朝の海の蒼い輝きに目を見張り、マルシェでは色鮮やかな野菜や花、おいしそうなパンやオリーブ、蜂蜜類のふんだんさにときめいて・・・。

南フランスに来ると「豊かな暮らしとは?」と考えてしまう。
物質を所有することによる豊かさではなくて、もっと根本的な、基本的なこと。

例えば南フランスや南イタリアなどで普通に食べられる野菜や果物のおいしさ、あの濃い味はジュネーブではなかなか味わえない。(マルシェなどでたまにあるようだけれど。先日仏人親戚の家で食べたイチゴがいつになくおいしかったのでどこで買ったのか聞いたら「マルシェで買った南仏産」と言っていた。)
食材の豊富さや新鮮さが違う。
レストランにしてもおいしいところが多い。値段もスイスに比べたら味につりあっている。
たまたま会った日本から旅行にいらしていた方は「あまりおいしい物がなくて・・・」と言っていたけれど。(笑)

普通にマルシェで買うイチゴがとてもおいしいとか、近所のパン屋のバケットがおいしいとか、質の良い食材が当たり前に手に入って丁寧に毎日暮らしていける、地に足の着いた幸せと豊かさ、みたいなもの。
豪華で華やかじゃないかもしれないけれど、そういう当たり前であるべき、でもなかなか難しい幸せな暮らしが南フランスでは出来そうな気がする。
うまくいえないけど。
私が生活下手なのかな。ジュネーブではなんだかいつも「この値段でこの味かぁ」って思っている感じ・・・。
カンヌは決して物価が安い街ではないはずなのに、色々な物が安く感じる。

で、「あぁ、やっぱりフランスが好きだ~。南仏好きだわ~」と思っていたら、いきなりカンヌ映画祭初日からバスのストがあって驚いた。

ビーチ沿い、中心からバスで10分ちょっと行ったところにステイしていたので、この初日のストには参ってしまった。(歩くと40分。車で中心まで行こうなんて全くもって無理。)
朝バス停に行くと既に人があふれていた。たま~に来るバス(前面ストではなかったよう)はもちろん満員。
止まらずに過ぎていくことも。止まってもいっぱいで乗れないので、「XXXX!!!」とフランス語で罵声を飛ばしながらバスのドアを叩きまくる赤ちゃん連れの若いお母さんもいたりして、唖然。
止まったバスに乗るにはこれがまた大変。既に満員状態なのに人を押しこめ、さらに押しつぶす勢いで乗り込む。
順番なんてない。とにかく乗ったもん勝ち。押しのけて乗らなければ一日バス停にいることになる。
あぁ~、このカオスッ!!朝から疲れる~。
や~~っと乗り込んで見れば、これまた冷房がなくて蒸し風呂状態。(その後別のバスは冷房があった。どうしてすし詰め蒸し風呂バス状態で冷房つけないのよぉ!?)
げんなり。
こんな世界中から人が来る大切な時にストをしちゃうフランス人って!!やっぱりわからんっ!!っとぶつくさ。
どこもプラス面とマイナス面があるのよね。

こちらはカンヌのオールドタウン、 ル・スーケ(Le Suquet)。
b0168823_21494028.jpg


壁の色や石段、電燈・・・。
ヨーロッパにいると見慣れている風景。
でも素敵。

b0168823_21503541.jpg

曇りの夕方だったけれど、上の教会まで登ってみた。

丘の上からの眺め。
b0168823_2153385.jpg

この辺りに来ると映画祭の最中でもあまり人はいなくて静か。

この日は教会の前の広場で映画祭関連のパーティーがあるらしく、その準備が行われていた。なかなか豪華そう。シャンデリアも木からつる下がっていたりして。

こういう映画最中のパーティーはもちろん今でもそれなりだけれど、昔はもっと豪勢ですごかったらしい。
どこかの村でこっそり超~~豪華なパーティーがあったり、ここには書けない(笑)「え、そんなことがっ!?」ってなことがあるようなパーティーがあったり・・・だそうです。ほえぇ~。
でも年々トーンダウンしている、とのこと。
b0168823_21575170.jpg


スーケの狭い坂道にはレストランが沢山ある。
観光客が多いけれど、雰囲気がいいからカンヌ来たら一度はこの辺りでお食事。

b0168823_221883.jpg
私達は映画祭前日に行きました。
この夜は「カンフーパンダ2 3D」の上映の後だったので、10時半に予約してあった。
遅いね~。でも南の夜は長いのだ。
私はヴァカンスだから、浮かれ気味。ワインもすすむ。

でもこの後映画祭中、特に週末に行ったレストランは店員があまりの忙しさに殺気立ち気味で、ちょっと怖かった。

カンヌは超高級店がずらっと並ぶ洗練された雰囲気の海沿いのエリアも素敵だけれど、アンティ―ブ通り(la d'Antibes)や旧市街近くのもっと庶民的な通りも楽しい。
マルシェも大きくて、見てまわるだけでも飽きない。
市役所近くでは週末に骨董市が開かれていた。
大好きなマルシェに骨董市。どちらもジュネーブにはない規模。量と質が違う。雰囲気が違う。
アンティーブ通りにもかわいいものがたくさん。そしてお値段もいい感じ。
同じ物をスイスで買うとしたら倍近くの値段じゃないかなぁ。いや、そもそもジュネーブにはない物ばかり。ここでも目移り!

b0168823_2214232.jpg

映画祭の特別特集の雑誌がたくさん。
Tシャツがついていたり、バックがついていたり。
私は買わなかったけれど。

b0168823_22264824.jpg


何度も歩いたクロワゼット通り(La Croisette)。

沈む夕日と地中海を眺めるこの時間はマジカル。
素敵なドレスを着てルブタンでも履いて優雅に歩けばなお素敵。
映画祭の最中なら、この辺で待ち構えているカメラマンに写真を撮られたりするかも。

でも実際の私はルブタンどころかスニーカーでひたすらトコトコ歩きまわっていたのでした。


♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr Up dated
[PR]

by sahobo | 2011-05-17 05:59 | Travel France

カンヌ国際映画祭 @カンヌ フランス その2

b0168823_23305814.jpg

まだまだカンヌ国際映画祭(Festival de Cannes)の真っ最中!!
やっと半分終わったばかり。(第64回カンヌ映画祭のポスターはフェイ・ダナウェイ)

映画祭前日や初日はそれほどでもなかったけれど、土日のカンヌは尋常ではない人出。
ほとんどは首からタグを下げた映画関係者ばかり。

夜のレストランはどこも満員。
あちらこちらでパーティーも夜通しおこなわれている模様。
私も先日某映画会社主催のパーティーに参加した。
アジアなお食事で、これが期待に反して(?)おいしかったのでうれしかった。

・・・なのですが、そんなカンヌを後にし、1人でジュネーブに戻ってきました。
あー、静かなジュネーブ。
空気が澄んでる。眩しい。肌寒い。

一週間の滞在では映画を見ていただけでなく、マルシェに行ったり、お店めぐりをしたり、南仏の村をまわったり、ビーチでぼーっとしたり。

まずはカンヌ映画祭の様子から。

カンヌ映画祭といえば、これでしょ。

b0168823_23311537.jpg

クロワゼット通り、国際会議場(Palais des Festivals et des Congrès)のレッドカーペットのこの階段!!

ここをスターが歩く時はまわりは大混雑!!!
普通に見に行っても、ほとんど何も見えない。テレビで見ているほうが良く見える。

国際会議場(Palais des Festivals et des Congrès)には関係者だけが入れる。
Palaisの入り口は3重のセキュリティーチェック。
2人ずつが3列並んでいて、まず2列で許可証を確認。この間1メートルもない。
次に危険物を持っていないか、ピピピと調べられる。
かなり厳重。
Palaisはいたるところにベージュのスーツを着たセキリュティが立っていて、どの許可書を持っているかチェックされる。
許可証の色によってレベル(と言うのか?)が違い、入れる場所もそれによって変わってくるのです。
Palaisの中に入れてもタグの色によって行けるところと行けないとろがある。

Palais の正面、クロワゼット通りとレッドカーペットを見渡すテラス。
b0168823_23523012.jpg

ここはWiFiが使えるのでよく行って、下行く人々を眺めていました。
(Palais内はコーヒーやフルーツドリンクもフリー♪ネスプレッソバーでサーブしてくれる女の子達はみんなかわいかった・・・)
椅子の上にあるのは今年のカンヌ(第64回)のバック。
中に冊子やら色々入ったカンヌ映画祭・セットとしてもらうもの。
12日間はこれを持った人達がカンヌの街にあふれかえってるわけ。
公式ショップでも購入可能。(でも買うほどでは・・・笑)

テーブルの上はその日に上映される全部の映画と場所、時間が載っているカタログ。
これが毎日出る。

b0168823_23525662.jpg関係者しかいないので割と空き気味。
でもレッドカーペットで大スターが登場するときは満員に。
ここからは良く見えます。
でもレッドカーペットの方の写真を撮るのはNG。
ここもベージュのスーツのセキュリティーが目を光らせている。

周りはひと目でもスターを見ようと数時間待ちする人達もいて驚く。
私には無理だわ。そこまで好きなスターもいないし、根性もない・・・。
写真はまだ4,5時間前だったはず。誰が来る日だったんだったか、そろそろ人が集まりだしたころ。

記者会見やフォトシューティング等もPalaisで行われる。

私は記者会見前に部屋に入っていくウッディ・アレン、オーエン・ウィルソン、レイチェル・アダムスなど(「Midnight in Paris」)を見ました。
オーエン・ウィルソン、金髪が黄金のように輝いている!(スーターオーラっていうの?)
レイチェル・マクアダムス、ふわふわの綿菓子か砂糖菓子のよう。ドリーミーでかわいい。(やっぱりこんなにかわいいんだ。)
ウディ・アレンはスクリーンで見るまんまだった。(それはそれでちょっとうれしい。)
Palais内でも大スターの時は人があふれるので、無理。見えない。
それで気がついたこと。テレビ局のカメラマンは背が高い人が多い!(笑)確かにあの身長だったら絵が撮れる・・・。そのくせに一番前に陣取っていたりするから、もう全然前が見えない・・・。
Palais内だったらまだましとはいえ、それでもそこまでスターに興味がない私は早く行って場所をとってなんてしたくないので、「もし見られたらラッキー」くらいなものです。
でも見られるとやっぱりうれしい。(笑)
ジュード・ロウとか、「おおぉっ!」と思ったもの。

高級店の並ぶクロワゼット通りの賑わいは、これまた独特の雰囲気。
素晴らしく良い、お高いであろう車が走っていたり、停めてあったり(モナコナンバー多かった)、夕方になるとタキシードやドレスで着飾った人たちが早足に会場に向かう姿があちらこちらで見られて華やか。

この辺りの高級ホテルもすべて映画祭仕様。
b0168823_015975.jpg

カールトンはパイレーツ・オブ・カリビアン。

そんな喧騒をよそに、ビーチでくつろぐ人たちも・・・。
b0168823_031627.jpg


蒼い空と地中海。砂のビーチ。
大好きな南仏!!

まだジュネーブに戻ってきて数時間。
Kaffaも明日取りに行くので、家には私1人。
静かで既にカンヌの喧騒がウソのようだ。

またすぐにでも行きたい南フランス・・・!

しばらく南仏旅行記録、続きます。


♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr Up dated
[PR]

by sahobo | 2011-05-16 00:11 | Movie festival&event

カンヌ国際映画祭 @カンヌ フランス

b0168823_1731097.jpg


昨日からカンヌに来ています。
カンヌ国際映画祭、今日が初日。

有名なレッドカーペットはまだ準備中。でもカメラマン達は既に、昨日から場所取りしている人もいます。
写真はお隣のミニレッドカーペット。
こちらもまだ準備中。

昨日は前夜で、カンフーパンダ2 3Dをみました。
その前に、ホテルから出てくるジュード ロウを見かけ、ドキドキ!
別にスター見たところで...なんて、特になんとも思ってなくても、見かけるとうれしい~。笑
かっこよかった…。

静かなジュネーブから普段の人口の五倍の人が世界中から押し寄せるこの時期のカンヌに来て、まだ戸惑い気味。

でも楽しみます。

携帯から初投稿。
うまくいくかな。

♪♪Merci♪♪
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

My Flickr
[PR]

by sahobo | 2011-05-11 17:06 | Movie festival&event